こんにちは^^

3月も下旬になりました。
暖かくなったかと思えば寒の戻りがあり、気温差が激しい季節ですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか^^

さて、今回のこころコラムでは、認知行動療法の技法の1つである「円グラフ法」というものをご紹介したいと思います。

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何か問題が生じたとき、私たちは「その問題の原因は何だろうか」と問題の原因をつきとめようとします。
それを心理学では「原因帰属」と呼びます。

原因帰属のあり方は人それぞれなのですが、問題の原因を自分自身にばかり帰属させたり(何でも自分のせいにする)、逆に他人にばかり帰属させたりする(何でも他人のせいにする)ことは、あまり心身の健康に望ましくないと言われています。

日常生活で私たちが遭遇する問題の原因が、たった1つであることはほとんどなく、実際は、さまざまな原因が少しずつ絡んでいることが圧倒的に多いはずです。
そのさまざまな原因を眺めてみて、なんとかできそうなところから少しずつ手を付けていくというやり方が、健康的な問題解決のあり方といえるでしょう。

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では、そのように、さまざまな原因を考えるためには、どのようにしたら良いのでしょうか?
自分自身と、その問題との距離が近いときには、どうしても自分自身だけに注意が向きやすくなってしまいます。
そうした時には、紙などに問題を書いて「外在化」してみたり、あなたの周りにいる人たちに聞いてみたりすることで、問題から少し距離をとって、客観的に眺めてみることができるようになります。

先ほども触れたように、問題は複数の原因から成立していることが多いので、できるだけ複数見つけてみましょう。
そして、その複数の原因が100%のうちどれくらいか、それぞれに数字をつけて、円グラフで表してみます。
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円グラフで表すことによって、視覚的に分かりやすくなりますし、問題を客観的にみたり、原因を多角的にみつめる癖がついていき、問題解決に向き合いやすくなっていきます。

何か問題が生じて困っている際には、ぜひ「円グラフ法」を使ってみてくださいね^^
そして、考えられた複数の原因のうち、なんとかできそうなところはどこなのか?
見つけてみてくださいね。問題解決の方法については、また別のコラムで扱いたいと思います^^

今回のこころコラムは以上になります。
また次回もお楽しみに!

参考文献
伊藤絵美 2011 「ケアする人も楽になる認知行動療法入門 BOOK2」 医学書院