皆さん、こんにちは☺️
5月は、爽やかな風が吹き、新緑がまぶしい、1年の中でも過ごしやすい時期ですよね。
本来なら心地よいはずのこの季節に、なぜか「体が重い」「気分が晴れない」と感じたことはありませんか?
実はこれ、大人に限らずお子さんにも起こることなんです。
いわゆる『5月病』という言葉がありますが、今回はこの『5月病』の正体についてお話していこうと思います。
5月病の仕組み
春は、新生活が始まる時期です。
入学や進学、就職、異動、引っ越しなど、環境の変化が多い季節です。
環境の変化が多い季節です。
新しい環境に慣れようと、人は無意識に無理をしてしまいがち…。
緊張で高揚感があるため、疲れには気づきにくいものです。
自律神経のバランスが崩れ、活動モードの『交感神経』ばかりが働き続けると、リラックスを司る『副交感神経』への切り替えがうまくいかなくなります。
その結果、睡眠や休息の質が低下してしまうのです。
こうした変化やストレスが1か月程度経ったゴールデンウィーク頃に、疲れ、だるさ、意欲の低下が現れるのです。
5月病の正体
『5月病』という言葉は、正式な精神科の病名ではないのですが、医学的には『適応障害』などの診断名がつくこともあります。
『適応障害』は、特定のストレスに対して、気分の落ち込みや不安などが強く現れる疾患です。
何が過剰なストレスになるかは人それぞれですが、環境の変化は多くの人にとって大きな要因となり得ます。
症状が見られたら
疲れやだるさ、意欲の低下などの症状が2週間以上続いていて、日常生活や仕事、学業に支障が出ている場合は、我慢せず、早めに心療内科や精神科を受診することをおすすめします。
ただし、朝起き上がれない、あるいは、ひどく自分を追い詰めてしまうなど、症状が重い場合は、2週間を待たずに相談してください。
症状がまだ軽い場合でも、不安がある場合は、受診して相談してみましょう。
予防について
『5月病』の疲れやだるさ、意欲の低下などの症状は、これ以上無理を続けないようにと私たちに知らせてくれているようにも考えられます。
この警告を受け止め、体調管理をすることが大切です。
具体的には、副交感神経を優位にする以下のような習慣がおすすめです。
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朝の光を浴びる:起きたら15秒ほど日光浴をする
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適度な運動:ストレッチや軽い散歩をする
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深い呼吸:鼻からゆっくり吸い、時間をかけて吐き出す
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お気に入りの時間:好きな音楽を聴き、リラックスする
これ以外でも、ご自身やお子さんが「心地よい」と感じるものを積極的に取り入れてみてくださいね。
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参考文献
五月病と適応障害 こころとからだの元氣プラザ https://www.genkiplaza.or.jp/column_health/detail0101/ (参照 2026.4.18)
自律神経はどう整える?副交感神経を優位にする9つの生活習慣 健康コラム スマート脳ドック https://smartdock.jp/contents/lifestyle/lh071/(参照 2026.4.18)
五月病 ストレスチェックの義務化対策・メンタルヘルスケア 「臨床心理士の視点から」http://counseling-hiro.com/column_01_vol2.html (参照 2026.4.18)

