皆さん、こんにちは☺️
日々子育てをする中で、「子どもの性格はどう作られるんだろう?」「私の特性は遺伝するのかな?」と、疑問に感じたことはありませんか?
性格には、生まれ持った「遺伝」の側面と、その後の「環境」で育まれる側面があります。
今回は、この「遺伝」と「環境」2つの関係を「地図」と「歩き方」に例えてお話ししようと思います。
遺伝は「地図」 環境は「歩き方」
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遺伝(地図): その子が持って生まれた特性です。
起伏の激しい「山道」のような地図もあれば、平坦で「穏やかな道」が続く地図もあります。 -
環境(歩き方): 親子の関わりや、周囲の人との出会いです。
たとえ険しい山道の地図を持っていても、隣で励ましてくれる人がいたり、歩きやすい靴という「環境」があったりすれば、その子にとって達成感のある「登山」になります。
逆に平坦な道でも、歩き方次第で新しい発見に満ちた「散歩」になります。
大切なのは、持っている地図をどう楽しんで歩くか、ということです。
研究で分かっていること
心理学の世界では、「遺伝か環境か」という議論が長年続いてきました。
近年の研究で興味深いのは、子どもの性格には「友達や先生、偶然の出来事などの家庭外での経験(「非共有環境」)」も影響しているということです。
つまり、性格のすべてが親の遺伝や育て方だけで決まるわけではありません。
道中で出会う人や、ふと見つけた「好きなもの」に心を動かされながら、子どもは自分だけのルートを見つけていくのです。
その子らしさを一緒に見つける
さまざまな要素が影響すると知っても、つい「正しく育てなければ」と力が入ってしまうかもしれません。
けれど、まずは肩の力を抜いて、お子さんの持つ地図をのぞき込んでみてください。
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眺めて見守る:「この子はどんな景色が好きなのかな?」と、その子の個性に興味を持ってみてください。
その眼差しが、お子さんの「自分はこれでいいんだ」という安心感に繋がります。 -
「居場所」でいる: 道に迷ったり、疲れたりした時に、羽を休められる場所。
そんな「心の安全基地」でいることが、何よりの子どもの支えになります。
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現在の研究では、遺伝と環境はそれぞれ半分ほど影響し合っていると考えられています。
遺伝を変えることは難しいかもしれません。
しかし、お子さん自身が「この地図を持って生まれてきて良かった」と思える道を、一緒に作っていくことはできるはずです。
そのためにも、まずは「この子にはどんな道が見えているのかな?」と、よく観察し、知ってあげることが大切なのではないかと私は考えます。
親御さんがリラックスして隣にいる。
その「心の安全基地」があるからこそ、お子さんは自分の足で、自分らしい人生を歩き出すエネルギーを得られるのだと思います☺️
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参考文献
性格は遺伝と育ち、どちらで決まる? 一般社団法人日本産業カウンセラー協会ブログ「働く人の心ラボ」 https://blog.counselor.or.jp/family/f223 (参照 2026.4.28)

