皆さん、こんにちは😊
子どもに「早く片付けなさい!」「宿題はやったの?」と毎日同じことで怒ってしまい、夜になると「今日も怒ってしまったな…」と自己嫌悪…。そんなお悩みはありませんか?
心理学には、人の行動の仕組みを説明する「オペラント条件付け」という理論があります。
これは、「行動の直後に起きた結果によって、その行動が増えたり減ったりする」という法則のことです。
難しそうな言葉に聞こえますが、実は日常の子育てにとても役立つヒントが詰まっています。
今回は、心理学の視点から、オペラント条件付けを子育てに上手に活かす「3つのコツ」をご紹介します。
1. 原則:「人は褒められた(良いことが起きた)行動を繰り返す」
オペラント条件付けの基本は至ってシンプルです。
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行動した後に「良いこと(ごほうび・褒め言葉)」が起きる → その行動は増える(好ましい行動の定着)
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行動した後に「嫌なこと(叱られる・無視される)」が起きる → その行動は減る(好ましくない行動の減少)
親としてはつい「できないこと」や「困った行動」に目が向きがちですが、好ましい行動を増やしたいときは、「できた瞬間にすぐ褒める(認める)」ことが最も効果的であることが分かります。
2. 子育てに生かす「3つのコツ」
① 「できた瞬間」を逃さず伝える(即時強化)
子どもが自発的におもちゃを1つ箱に入れた瞬間、あるいは「いただきます」と言えたその瞬間に「片付けできたね!」「ご挨拶すてきだね!」と声をかけます。
行動と褒め言葉の間隔が短いほど、子どもは「この行動をすると良いことが起きるんだ!」と学習しやすくなると言われています。
② 理想の行動を細かく分解する(スモールステップ)
「部屋をきれいに片付ける」というのは、子どもにとってハードルが高い目標です。
最初は「おもちゃを箱に1つ入れたらOK」「絵本を本棚に戻したら大成功」のように小さく分解し、できたらその都度褒めてあげましょう。
少しずつ難易度を上げていくことで、最終的な目標に無理なく近づけます。
③ 「不適切な行動」には過剰に反応しない(消去)
子どもが気を引きたくて大声を出したり、かんしゃくを起こしたりした時、親が焦って大声で注意すると、子どもにとっては「親の注目を得られた(=良いこと)」と受け取られてしまうことがあります。
危険なことでない限り、好ましくない行動には少し静かに見守り、落ち着いたタイミングで「落ち着けたね」と声をかけるのがポイントです。
※反応を変えた直後は、一時的に子どもがもっと大声を出したりすることがあります。
これは変化に反応がみられるサインですので、安全を確保しながら慌てずに見守りましょう。
3. まとめ:怒る回数を減らし、子どもの「できた」を増やそう
子育てでオペラント条件付けを使う最大のメリットは、「親が怒る回数が減り、子どもを褒める機会が増えること」です。
親の関心という「温かいごほうび」を通して、子どもは自己肯定感を育みながら、望ましい行動を自然と身につけていくことができます。
まずは、お子さんの「ちょっとできたこと」を見つけて、「いいね!」と声をかけてみることから始めてみませんか😊
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参考文献
ユーナス・ランメロ, ニコラス・トールネケ (著) , 松見 淳子 (監修) , 武藤 崇 他 (訳) 2013 「臨床行動分析のABC」 日本評論社

