こんにちは😊

放課後等デイサービスあ~すり~との伊佐です。

 

 

今日は「自分の意見が言えない子どもについて」お話させて頂きたいと思います😊

 

皆さんのお子さんは自分の意見をきちんと言えますか?

おうちでお父さんやお母さんには自分の思いや考えを話すことが出来ても、

幼稚園学校の先生やお友達にはなかなかうまく伝えられないことはないでしょうか。

 

お父さんやお母さんに自分の思いを言えるのは、

一緒に過ごす時間が多いからなのです。

そして大人が気持ちを汲み取ることもあり、

自分の意見が上手く言えなくてもある程度はコミュニケーションを図れます。

しかし、先生やお友達となるとそうはいきませんよね。

自分が何を考えてどうしたいのか、相手に何を理解して欲しいのか上手く伝えることが出来ないと、幼稚園や学校で困ってしまうこともあります。

 

今回は、現場で保育士していた頃に感じた

「意見が言えない子」にはどんなタイプがあるのか、またタイプ別の解決方法についてご紹介していきます。

 

 

1.意見を言うのが恥ずかしい…

自分の発言した内容が間違っていると指摘されたり、

正解と違うことで周りから笑われたりしたことがあると、

間違っていたら嫌だと思うようになり、意見を言えなくなることがあります。

【解決法】

🎶子どもに意見を積極的に求め、その意見を尊重する

☞「あなたはどう考えるか」ということを積極的に聞くようにします。

子どもが親と違う考えだったとしても、頭ごなしに否定することをせず、

「うんうんな!なるほど。そういう考えもあるよね。」と一度受け止めて認めることが大切です。

その上で、「お母さんはこういう考えかなぁ」などとこちらの思いを伝えても良いと思います。

子どもも大人もそうですが、頭ごなしに否定されると発言する気がなくなりますよね😂

 

2.知らないから分からない…

質問の答えとなる知識や情報がなければ、誰も自分の気持ちを口に出すことは出来ません。

例えば「明日水族館に行くけど、なにが見たい?」って聞かれても、どのような生き物がいるか分からないのであれば、答えようがないですよね。これは大人でも言えることです。

【解決法】

🎶幼初期の子どもには、選択式質問法で意見を聞いてみる

☞「今日のおにぎりの具は、梅干しとおかかどっちが良い?」など、必要に応じて情報を提供したり、ヒントを与えて手助けすることが大切です。選択質問法にすると、知らないから分からないから考える力がつきます。

 

3.自分の気持ちを上手く表現出来ない…

自分の感情や意見はあるけれど、それをどう表現したら良いのか分からない、しっくり当てはまる言葉を知らないというタイプです。

大人でも今まで見たことがないものを見たときは、どう表現したら良いのか少し悩んでしまいますよね。

【解決法】

🎶子どもの感情を親が代弁する

☞子どもが初めての感情に向き合っているとき、「楽しかったね。」「悲しかったよね。」「辛いよね。」「○○と思ったよね。」など親が一歩先に立って気持ちに当てはまる言葉や表現で代弁してあげると、子どもも感情と言葉をリンクさせて習得することが出来ます。

 

意見を言える子にするために、子どもが発言した意見がどのような内容だったとしても受け止めてあげましょう。そして意見が言えないときは、選択肢を用意したり情報を与えながら、自分で意見を言うトレーニングをすることが大切です。😊

こんなことを言っても良いのかな?と思ってしまい、自分の意見が言えないことは大人でもありますよね。子どもだけでなく、大人も「自分の意見」を持てるようにしたいものです😎🙌