さて、こころコラム第1回目の今回は、
「発達障害」とは?について考えてみたいと思います^^

「発達障害」という言葉は、昨今よく耳にするようにはなりましたが、
発達障害とはどんな障害なのか、どんな治療法があるのか…についてはよく分からないことも多いですよね。
今回はそうした内容をお伝えしていけたらと思います!

 

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発達障害とは

アメリカの精神医学会が定める「精神疾患の診断と統計マニュアル(DSM-5)」という本によって、正確な定義が公表されていますが、これがとても難しい文面になっているので、ここでは割愛します><
その要点を確認してみましょう^^

★発達障害は、小中学校以前からみられる特徴
★その特徴により、個人的、社会的、学業または職業上に困難を生じている
★その特徴の範囲は多岐にわたる

つまり、発達障害の特性をもっているだけではなく、その特性によって
生活上の困難が生じているということが重要なポイントです。
それによって、生きづらさを感じる子どもも多く、
子育ての悩みを抱える親御さんも多くいらっしゃるように思います。

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治療方針

治療では、環境調整を軸に、その生活上の困難を減らすこと、
そしてその子どもの得意なところを伸ばす、という視点が重要となります。

上手くいきにくい部分や、困り事について対応していく術を身につけていくことが大切です。
SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)や、トークン・エコノミー、感覚統合療法、
応用行動分析…などの治療が有用とされています。
これらの治療法については、また別のコラムで書いていく予定なので、そちらもご参照下さいね^^

発達障害の種類によって、薬物療法が一定の効果があるといわれていたり、有効な治療法が
異なるので、このあたりは、病院の医師等と相談してみてください。

発達障害の子どもたちは、平均より劣っているところが注目されますが、それ以上に
たくさんの秀でた能力を持っている可能性が高いです。
例えば、素晴らしい記憶力をもっていたり、好きなことに対しては時間を忘れて没頭できたり…。
そうした素晴らしい能力を存分に活かしながら、不得意なところは、様々なサポートによって
補っていくという視点が重要です。

今回のこころコラムは、これで以上になります^^
また次回もお楽しみに!

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参考文献
高島三郎・大野裕 2014 「DSM-5 精神疾患の分類と診断の基準」 医学書院
岡島義・金井嘉宏 2020 「使う使える臨床心理学」 弘文堂