皆さん、こんにちは😊
今回のこころコラムは、お母さんなどお子さんを育てる方の心の健康についてのお話です。
お子さんのために療育法を調べたり、環境を整えたり、将来の事を考えたり。
気がつけば、いつもお子さんのことで頭がいっぱい。
そんな毎日を過ごす中で、「これって私だけ?」「他の人はどうしているんだろう?」と、ふと不安や孤独感を感じる瞬間はありませんか。
一人で答えを探すのは大変ですが、同じ経験をしている人となら、分かり合える「安心感」と共に見つけ出せる「解決のヒント」があります。
そんな時、支えになるのが「ピアサポート」です。
ピアとは「仲間」のこと。
同じように特性のあるお子さんを育て、似たような壁にぶつかってきた「仲間」同士の支え合いを指します。
支援者や専門家には相談できても、「本当にこの苦しさを分かってもらえているのかな?」と感じてしまう方もいるかもしれません。
そんな時、仲間との対話が役に立ちます。
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「私だけじゃない」という言葉
「うちもそうだよ」「それあるよね」という言葉。
これだけで、張り詰めていた糸がふっと緩むことがあります。
「特性ゆえの難しさ」を共有できるだけで、心はぐっと軽くなります。 -
教科書にない「生きた知恵」
「あそこの病院はどう?」「靴を履かせる時、うちはこうしてるよ」といった、日々の生活に直結する小さな工夫や情報は、同じ道を歩む仲間だからこそ分かち合える知恵です。
市区町村の福祉課や発達支援センターなどが行っている家族会(親の会)をはじめ、専門家が監修しているオンラインコミュニティや掲示板など、時間や場所を選ばず、匿名で参加できるオンラインでの繋がりもあります。
「困ってる」と言える相手、「大変だよね」と話し合える相手を持つことは、何よりのセルフケアになります。
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お子さんの成長を見守るのと同時に、養育者である皆さん自身も心を大切にして過ごせるように、一人で抱え込まず、時には仲間を頼り、支援者も頼りながら、毎日を過ごしてもらえると幸いです。
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参考文献
水野治久・谷口弘一・福岡欣治・古宮昇(編) 2007 「カウンセリングとソーシャルサポート つながり支えあう心理学」 ナカニシヤ出版

